3級合格者の声 2015年
*順不同。所属・部署名・学年は合格当時
インタビュー
満点合格者に聞く 第3回[新]CSR検定3級試験で満点をとった印刷会社に勤める岡部孝弘さんに勉強方法とコツについて話を伺いました。
受験のきっかけを教えてください。
上司の勧めが最初のきっかけです。コーポレート・コミュニケーションツールの制作支援を仕事にしているので、お客さまに正確かつ適切なアドバイスができるよう、しっかり学べる機会があればいいなと思っていました。
[新]CSR検定3級は国内外のCSRの流れが体系的に学習できるので、CSRをイチから学ぶには最適な教材だったと思います。
どのように試験勉強をしましたか。
記憶力に自信がないので、書いて覚えました。テキストはノートのように使っていましたね。
名古屋地区で受験したのですが、事前に「公式勉強会」開催のご案内をいただき、そちらに参加させていただきました。独学でも覚えることはできますが、やはり聴くことで覚えたほうが整理でき、より理解が進んだような気がします。試験に出そうなポイントを教えていただいたり、大学受験の夏期講習を思い出しました。
お仕事をしながら、どういう時間に勉強をしていましたか。
電車通勤をしていたので、その時間にテキストを読んでいました。ただ、電車の中では書くことができないので、出社直後の15分を使って試験勉強しようと決めました。15分であれば時間をつくるのも難しくないし、自分にあったやり方だったなと思います。
もちろん実行できない日もありましたが、その時はお昼休憩時にできればやる、無理しない、というゆるいルールにすることで、あまり自分を追い込みすぎないようにしていました。
満点をとる勉強法にコツや秘訣はありますか。
テキストだけに留まらない、ということでしょうか。私の場合は、業務でCSRと接しておりましたので、調べたり原稿を書いたりするなかで、自ずと最新の情報に触れてきました。そのため「あ、ここに書いてあることはこの事か」という理解が深まりました。各社から出されているレポートも、いろいろな業種のものを読んでみると良いかもしれません。またテキストを読みながら、よく分からなかったことや興味を持ったことについてはWebで調べていました。今から思うとコツコツと地道に勉強していたなと思います。
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中越パルプ工業株式会社 営業企画部長 西村修様
検定ビジネスは大嫌いですが、批判するだけでなく3級を受験してみました。広範囲を網羅した良質なテキストで、出題にも工夫があり、志を育てる寛容性を感じました。合格するとコミュニティに参加できるのも特徴です。提案した「不合格者の勉強会」を実現し、上級合格証やCSRリーダー会議の議論が、権威を高めるものではなく、高い意識を持つ人を増やすためのコミュニティとなることを期待しています。
セガサミーホールディングス株式会社 CSR・SDGs推進室長 執行役員 石倉博 様
もともと財務系を専門としており、CSRを担当した際に色々勉強して、非常に幅広い分野であることに驚きました。また幅広さゆえに担当者が自分の担当以外の知識が深まりにくいとも感じていました。CSR検定が出来た際に、CSR部門メンバーにとって検定を通じて全体的に学びなおすことは良いことだろうと考え、全員で3級を受けました。(会社としてはテキスト代と受験費用1回分を負担することにしました。)今回は、グループとしてSDGsにも取り組むことになり(部署名にもSDGsを入れました)、ISO、ESG、統合報告、TCFD、CGCなど様々な考え方や制度の変化を整理し理解し、使いこなせるようになることを目的に何名かで検定を受けた次第です。
山陽製紙株式会社専務取締役 CSR室長 原田千秋様
当社は全社員44名の小さなメーカーですが、17名が受験しました。難しい言葉もたくさんありましたが、今まで意識してきた環境問題以外に社会的、経済的課題について理解を深め、CSRによってES(従業員満足度)が高められることもよく理解できました。
住友商事株式会社 環境CSR部 安田茉里奈様
CSR担当として業務にあたっていますが、日頃使用している言葉の意味や基礎知識を、あらためて確認することが出来る大変良い機会でした。試験対策として、公式テキストを読んだり、想定問題に取り組んでいましたが、業務への理解もより深まったと感じています。
株式会社 日比谷アメニス 社会環境部兼CSRプロジェクト促進リーダー 樋口康成様
弊社はCSRの専属部署はなく、社内プロジェクトという形で若手のメンバーを中心に兼務で行っています。 私がこの検定はCSRを学ぶため、また自分の知識レベルの確認のためでした。 受験するにあたってのテキスト勉強でかなり包括的に基礎的知識を得ることが出来ます。 この試験合格者が集まるリーダー会議にも参加し、様々な分野の方と知り合うことができました。 その後訪問させてもらい、更なる情報交をさせてもらっています。 知識とともに繋がりを得られる検定試験です。是非受験してみてください。