サステナブル
経営/CSR検定

サステナ経営検定1級一次試験 試験対策について

「サステナ経営検定1級一次試験」は毎年11月第1週日曜日の午前中にオンライン(120分)で実施する小論文テスト(1000文字)です。

直近3回分の一次試験問題は下記の通りです。ご覧になればお分かりになる通り、1級一次試験は時事問題の要素が年々、色濃くなっています。第4回試験では「反ESG」という、学術的にもまだ答えが出ていない事象について問いました。

1級試験を受ける皆さんにお勧めしたいのは、まずESGやSDGsなどサステナビリティ領域における最新のファクトを押さえて頂くことです。具体的には、日本経済新聞や、オルタナ本誌、オルタナオンラインなどの記事を読んで頂ければ基本的なファクトは押さえられるはずです。それとともに、なぜそのような現象に至ったのかという「底流」や背景を常に考えることをお勧めします。サステナ領域は変化が激しく、その時々の表層的なファクトだけ押さえていても理解が浅くなってしまう傾向があります。サステナ経営検定1級一次試験では、深層を読み解く理解力を求めます。

▶第6回サステナ経営検定1級一次試験問題(2025年10月実施)

2025年1月に米トランプ政権が発足して以来、「反ESG」や「反DEI」の動きが活発化し、その矛先が企業に向けられるケースも増えています。トランプ大統領はパリ協定からの離脱を表明しただけでなく、気候変動の事実そのものも明確に否定しています。同様の言動をする政治家は欧州、日本、アジアなど多くの国で増えています。こうした「分断と対立」が先鋭化する状況の中で、日本企業はどういうスタンスで向き合うべきか。特に上場企業の立場に立って、記述して下さい。もしあなたが上場企業の社員ではない場合も、その立場を想像して記述して下さい。

▶第5回サステナ経営検定1級一次試験問題(2024年10月実施)

企業や組織のGHG(温室効果ガス)算定においては、これまでの「スコープ1」「スコープ2」だけでなく「スコープ3」の開示義務化の方針を国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が打ち出すなど、よ り正確で実態に即した計測と削減目標の設定が急務とされます。いわゆる2次データ(売上高と産業連関表に よる推計)から1次データ(実測値)への移行の議論も進んでいます。企業はこのような状況において、どのようなトップ マネジメントや担当部署の体制づくりが必要と考えますか。海外や国内の潮流や事例も交えて、記述してください。

▶第4回サステナ経営検定1級一次次試験問題(2023年10月実施)

近年、ESG投資は世界規模で拡大してきた一方で、米国などでは「反ESG」と呼ばれる動きも顕在化しています。2023年9月22日付けブルームバーグ記事(日本語版)によると、2023年に米国で閉鎖されたサステナブル(ESG)ファンド数は過去3年の合計を上回り、これまでESG投資を牽引してきた米ブラックロックも一部のサステナブル債券ファンドを閉鎖する意向を規制当局に通知しました。このほか、企業のサステナブルな取り組みには「グリーンウォッシュ」的なものがあるとして、捜査や訴訟の対象になる事例が増えています。このような動きを日本企業としてどう捉えるか、自社はどう対応していくかを記述して下さい。もし、あなたがどの企業・組織にも属していない場合には、「一般論」として書いてください。

所属する企業・組織名を書く必要はありませんが、業種によって固有の事情を有するのであれば、どんな業種かを明示して下さい。もし、あなたがどの企業や組織に所属していない場合には、「一般論」として書いて下さい。

                                     (文責:オルタナ編集長・森 摂)